* 愛の病

セシルとローザの二人の間にある、確かな絆も

ローザを見つめセシルを見守る、カインの視線も

ギルバートがアンナさんの想いを胸に、前へ歩き始めたことも

テラがゴルベーザへの憎しみにとらわれたことも

お母さんが命をかけて戦って、死んでいったことも


形は違っても、たくさんの想いの何もかもを、
人は"愛"って呼んでる
でもね、他人から見ればきっと、君と私もそう呼ばれるものなのかなって、考える


ぶっきらぼうな言葉に溶け込んでいる優しさも
怒ったり泣いたりしてばかりの私を包んでくれる、広くて暖かい懐も

記憶の中の"愛"の形を描けるだけ描いて、その輪郭をなぞった
同じものは一つも無かったんだけど、そう思うの


そんなこと伝えたらきっと
まず、ちょっと嫌な顔をして、私をつかまえて
茶化すような言葉を投げたら、すぐ
考える余裕をくれないくらい、息がつげなくなるんだろうな



なんか変な病気みたいだ

頬が上気して熱くなる



頬に触れた君の手がひんやりとして気持ちいいから、擦り寄ると
『ちょっと嫌な顔をして』はなかったけど、私をつかまえて、
茶化すような言葉を投げたら、すぐ

やっぱり考える余裕をくれないくらい、息がつげなくなった



話の流れとしては、『いいわけ』の内容をきっかけに近づき過ぎた感じで。
どっかでベタ甘くしないと、別れや再会まで持っていけないな〜と思ったので。