* 繋いで

黒い真空を泳ぐ大きな鯨は、青い星へ舞い降りる
この旅がこれからを歩いていく為の旅路だったことは
最初からわかっていたけれど

オレンジの黄昏の中、家路へと帰っていく
帰るべき場所のない影法師は、黄昏の向こうへ消えていくの

それって世界で一番小さい"さよなら"だねって、言ったけど
君は目頭を押さえたまま、ずっと難しい顔をしてた


帰る場所のある君は、帰るべき場所へ

帰る場所のない私は、黄昏の向こうへ

ずっと、心は一緒だから大丈夫

心は離れたりしないの、繋がっているんだよ

悲しいことじゃないのって、笑って手を振ったのに



涙が止まらない
一緒だって気がしないよ、手を伸ばしても届かない
心は離れたりしないはずなのに、繋がっているはずなのに

この寂しいは何

真っ直ぐ笑うことが難しいって知らなかった



私と君の"さよなら"が
世界で一番小さい"さよなら"だってことは、揺るぎ無いことなのに

涙が止まらないのは、どうして



この二人は別れがあったからこそ、だと思っています。特にリディアは。
気持ちはずっと一緒、とか子供っぽさのままでいたけど、実際は身の丈にあった大人になってて。
そのギャップを別れることで得て、埋めて欲しいなぁと思います。